どうもこんにちは、すみチキです。
突然ですが、書斎に窓って必要ですか?
私は必要なかったので付けませんでした。
今回は窓の有無について悩みを持っている方にお答えする内容となっています。
結論から言いますと、用途によっては窓無しで全く問題ありません!が、いくつか注意は必要です。
窓なしのメリット
私が家作りをする際から決めていた、窓のない書斎。
検索してもあまりヒットしなかったので、要望される方は以下要チェックです。
家具の選定や配置が自由に決められる
みなさん自分の理想の書斎イメージがあると思います。
私の場合はデスクと大きなディスプレイケース、本棚を配置しており、自由に配置しています。
もし窓があったらデスクの位置は窓の近く、と自然と位置が決まってしまいますよね。
また、大きな家具は窓を隠してしまうため、窓のある壁には配置できないなど制約が出てきます。
もし書斎にエアコンを付ける予定があれば、更に家具の配置に制約が出てきます。
窓なしにすることで、自由な配置や、模様替えなどを楽しめる点がメリットとしてあります。
何にも考慮せずに家具の配置を考えられる点は大きいですね!
窓の費用がかからない
窓って一番の費用削減効果があります。
書斎につける小さな窓であっても5〜6万円の削減が見込めますから、不要なら削ってもいいのではないでしょうか。
奥さんに書斎作りを交渉している方は、窓を無くして費用を最小限にすることで承諾してもらうのもいいと思います!
私の場合は窓の費用を抑えたこともあり、照明を少しこだわりました。
おしゃれになりやすい
「書斎 おしゃれ」で検索いただくと分かりますが、窓なし、もしくは窓を見せてない画像が多く出てきませんか?
窓がない方が書斎としてはおしゃれ度が高いです(主観です)。
というよりは、「窓があるとおしゃれ度が下がる」の方が合っているかもしれません(主観です)。
そして窓ありの書斎と、窓なしの書斎の画像に対し、どちらがおしゃれに見えますか?
書斎につける窓は他との統一感が一切なく、更に中途半端な位置にあるため、おしゃれに見え難いのだと思います。
小さな空間には統一感はとても大事だと思いますので、そういった点も考慮して窓の有無を決めると良いですね。
外気による温度変化が少ない
窓がないため、窓から差し込む日差しであったり、冷気が入ってくることがありません。
窓ありの書斎よりも、夏熱しにくく、冬冷えにくいことがメリットとしてあります。
ただし、全く暑くならない、寒くならないということではありません。
窓ありと比べてということです。
同じような空間として、クローゼットの中とかをイメージしてもらえると良いです。
屋外からの雑音が入ってこない
道路に面しているお家だと、車の走行音って地味にうるさいですよね。
そうでなくても、窓があればいろんな音が入ってくるものです。
窓なしであれば、雑音は一切入ってくることはありません。
書斎は自分の作業や仕事に集中したい方が多いと思います。
そのような方にとって、音が入ってこないことは大きなメリットではないでしょうか。
私はそこまで音について意識はしていませんでしたが、
集中できる環境作りとしては意外なメリットでした!
空間がスッキリする
窓やカーテンによる無駄なアクセント色が無く、スッキリした空間にできます!
これ、分かっていただける方は多いのではないでしょうか。
窓があるとカーテンが必要になりますが、書斎をカッコよくしたい場合はカーテンもスタイリッシュにしたくなります。
書斎に合わせた色や形にすることを考えると、費用も増えますし無駄にアクセントポイントにもなってしまいます。
そういう時はガラスのタイプを型ガラス、すりガラスにすればカーテンを不要にすることは可能です。
私の場合、アクセント色はアクセントクロスだけにしたかったため
窓やカーテンは無くてよかったですね〜
壁になんでも飾ることができる
例えば、壁に直接付ける棚が該当します。
浮いた状態に見えるため、書斎をスッキリ見せることができます。
このような棚はデスクの上部に付けるのが定石ですが、窓があると配置位置が悩ましくなります。
窓の上に付けるとしても、高すぎて手が届かず使いにくかったり、掃除がしにくいのです。
窓のない壁に付けるとなると、デスクの位置も一緒に変えないと使いにくい等のデメリットがあります。
そのため、最初から窓を無くすことでこのような悩みを解消することができます。
日焼けを防止できる
窓を排除することで、書斎に置いてあるものの日焼けを防止することができます。
書斎には自分の大切にしているものを置いているケースが多いと思います。
書斎に自然光を取り入れた方が気持ちいい点はありますが、その分大切なものは徐々に日焼けをしてしまいます。
窓がなければ日焼けをすることは全くなく安心してものを自由に配置することが可能です。
在宅ワークでも使用していますが、私の書斎は趣味部屋でもあります。
フィギュアや複製原画が日焼けする…、やはり窓は要らない!
窓を無くして後悔無し!
窓なしのデメリット
暗い
窓なしの場合、電気をつけないと日中でもずっと真っ暗です!
階段収納とかクローゼットもそうですよね、電気つけないと真っ暗です。
それと同じイメージを持っていただけると良いです。
我が家では窓ありの書斎と窓なしの書斎があり、後述で比較画像を載せているので参考にしてください。
照明の位置によっては手元が暗くなる
これはPC作業がメインの方にとっては無視していいデメリットです。
手書きで記入したりする際に前傾姿勢になると、自分の頭の影で手元が暗くなってしまうということです。
狭い書斎では中心ににダウンライトを一つ設置することが多いため、前傾になると影ができ易いです。
手書き作業が多い方は、別途デスクライトを置くことをオススメします。
電気代が余計にかかる
どの時間帯でも電気をつける必要があるため、窓のある書斎に比べて電気代が余計にかかります。
ただ書斎のライトは基本一つだと思いますので、毎日使っていたとしても余計にかかる値段は月に2〜300円程度でしょう。
ここ最近電気代が値上がりしていますが、書斎の電気代は誤差範囲と思います。
正直、あまり気にしなくていいデメリットと言えますね。
空気がこもる
窓なしの書斎で、ドアを閉め切って作業をしていると段々と空気がこもってきます。
もちろん窓ありで窓を閉め切っていても同じ状況になります。
24時間換気システムがあるため、換気はされているんですけどね。
窓ありの場合は窓を一時的に開ければ風が通りますが、窓なしの場合はそれができません。
対策としては、一時的にドアを開けっ放しにするとか、空気清浄機を使うとかで対応が可能です。
適度に出入りしていれば、そこまで気になるデメリットではないですね。
外を見て物思いにふけられない
窓がない場合の大きなデメリットだと思っています。
ふとした時や作業がひと段落着いた時に、外を見ることで心を落ち着かせたり気持ちをリセットすることができると思いますが、窓なしの場合はそれができません。
外が暗くなってきたなーということも分からないですからね。
ただし毎日物思いにふけたい方はいないと思いますので、あったらいいなというくらいです。
そういう時間も大事なのではないでしょうか。
窓なしの間取り上の注意点
ハウスメーカーによって違いがあるかもしれないため、以下の注意点を展開しておきます。
窓による明かりの違い
窓なしで設計したいけど、どれくらい暗いのか想像できないという方に画像を用いてご説明します。
我が家には2畳の書斎が窓あり、窓なしでそれぞれ存在するため、比較したいと思います。
窓なしの場合、どの時間帯でも基本的に真っ暗です(以下画像の右側参照)。
書斎のドアを開けていれば、朝の時間帯は廊下や隣接した部屋が明るければ光が差すのでは?と思われるかもしれません。
画像では写真用に少しドアを開けていますが、閉めると真っ暗ですし、ドアを開けていてもドア近くが少し明るくなるだけです。
ちなみにこれ、快晴の朝9時に撮影しております!
在宅ワークや趣味に没頭する場合は基本的にドアは閉めることが多いと思いますし、朝方はドアを全開にしたとしても作業場所は真っ暗なので電気を付けるのが必須であることが分かるかと思います。
逆に、窓があれば朝から電気をつけずに作業できるので、電気代が浮きますね。
正直、ドアを開けてもここまで光が差し込まないと思ってませんでした。
窓なしの覚悟が足りてませんでしたね、でも後悔はありませんよ
窓なしで困ったこと
困ったことは特にありません!
強いて言えば、外の明るさが分からないので時計が無いと朝昼夜の時間感覚が分からないくらいでしょうか。
まぁPC作業していれば時間は把握できますし、大した問題ではありませんね。
窓なしの後悔ポイント
なし!全く後悔していません!
家具の配置が好きに決められるので、窓をつけなくて本当によかったと思っています。
まとめ
今回は窓のない書斎作りにおけるポイントをお伝えしてみました。
私のように趣味部屋を兼ねている、もしくは趣味をメインにする方にとって窓は迷うポイントだと思うので、参考になったなら幸いです。
基本的には窓がなくて困ったことはなく、窓なしの書斎はおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
・30代、妻と子1人の3人暮らし
・2021年に住友林業で念願の新築一戸建てが完成
・書斎という名の2畳のヲタク趣味部屋を確保し、在宅勤務で活用しつつもフィギュアをディスプレイしたりして楽しんでおります。
<好きなもの>
・ONE PIECE
・BUMP OF CHICKEN