どうもこんにちは、すみチキです。
今回は書斎のエアコン問題について言及していきます。
小さな書斎のためにエアコンを1台増やしたくない方は多いと思うので、是非参考にしていただけたらと思います。
書斎にエアコンは必要?
結論から言うと、書斎にエアコンは必要です!
夏の在宅ワークを経験しましたが、私の2畳の書斎、暑かったです。
24時間換気のせいだと思いますが、閉め切った状態で1日使ってない場合でも、いざ入ると少しモワッとしているんです。
でも、間取りを工夫すれば書斎にエアコンを設置する必要ありません。
実際に私の書斎も、エアコンは設置していません。
書斎の間取り(個室に隣接した書斎)
書斎をどこに位置付けるかによって、エアコン問題は解決できます。
我が家の場合は、以下のように寝室の大空間に隣接して個室の書斎を2つ作成しました。
まぁ隣接と言うよりは寝室の中に個室を作った感じではありますが。
寝室にエアコンを設置しているため、寝室のエアコンをつければ書斎の温度も変わるようになります。
このようにエアコンが設置された部屋と書斎を、ドアを挟んで隣接することで空調を共有できます。
それにより、書斎にエアコンが不要となります。
私の狙い通り。
というか私の書斎(書庫)は位置的にエアコンを設置するのが困難なんです
エアコンを共有するメリット
十分に冷える・暖かくなる
共有している場合って、すぐ温度に変化は感じられるの?と疑問を抱かれると思います。
実際、すぐに冷えますし、暖かくもなります。
風量も「しずか」モードで十分効果があり、ガンガンに風量を上げる必要はありません。
冷暖房効率は全く心配いりません!
※隣接した部屋が9畳ほどの部屋である、私の実体験です。もっと広い場合はその限りではありません。
費用削減
設置するエアコンが1台分で済むため、本体代と設置費の費用を削減できます
設置するエアコンは最低6畳用だとしても、書斎は2階にあることが多いため設置費は高くなります。
エアコン本体代を含めて、約10万円程の費用が浮くことになります。
エアコンの圧迫感を回避できる
エアコンを書斎に設置する場合、2〜3畳ほどの小さな書斎だとエアコンによる圧迫感が出てしまいます。
エアコンは形状上、前に突出してしまうこともあり、狭い書斎には主張が激しいです。
エアコンを共有することで、このような圧迫感から逃れられます!
書斎のインテリアを害さない
折角の書斎であるため、カッコよくしたい方は多いのではないでしょうか?
しかし、おしゃれなエアコンは6畳用がなかったり、高価であると言った理由で候補から外れやすいです。
自分の理想のエアコンがなく、書斎のインテリアとミスマッチなエアコンを設置することになる可能性は高いと思います。
エアコンを共有することで、デザインについて悩む必要がありません。
家具の配置の邪魔にならない
多くの方は書斎に窓があると思います。
エアコンはどこに配置しますか?
もう決まっていますよね。ドア、窓以外の壁面です。選択できるのは2ヶ所しかありません。
そして書斎には本棚が定番ですよね。
よくある、天井高まである大きな本棚を配置するとなると、自然と全ての配置位置が決まってしまいます。
エアコンを共有すれば、家具の配置を邪魔されることはありません。
私がエアコンを付けたくなかった理由はこれです。
書斎をカスタムする上で邪魔な存在でしかなかったのです
風を直接浴びない
エアコンの風って間近で直接浴びることってあまりないですよね。
書斎のような小さな空間では、直接風を浴びることになってしまいます。
直接浴びる場合、夏などはすぐ涼しくはなりますが、ずっと風を浴びるのは結構不快ではないですか?
それが不快な方にとっては苦痛かもしれません。
エアコンを共有することで、そのような悩みが出ることはありません。
エアコンを共有するデメリット
メリットをいくつかあげましたが、反対にデメリットもあります。
書斎のドアは開けっ放し
温度調節のためにエアコンをつけるため、書斎のドアは開けっ放しにする必要があります。
エアコンの共有は、在宅ワークをしていても集中できるような部屋であるべきです。
おすすめの共有先は、寝室です。
在宅ワークを実施している朝〜夕方の間、寝室は基本的に使用されていないため、ドアを開けっ放しにしていても集中できる環境を維持できます。
私の書斎もそれを見越して寝室内に作成しました。
問題なく集中できています
隣接した部屋を無駄に冷やす・暖める
本来冷暖房が必要なのは書斎だけですが、共有しているため隣接した部屋も冷やす・暖めることになります。
直接書斎に風が届くわけではないため、少し勿体無い気持ちになります。
※隣接した部屋がリビングほど大きい畳数である場合は尚更勿体無く感じそうですね。
特に在宅ワーク時は隣接した部屋に誰もいないことが多く、隣接した部屋を意味なく冷やす・暖めることになり、冷暖房にとって無駄が多いです。
電気代
上記の冷暖房の効率が悪いことと繋がりますが、隣接した部屋を無駄に冷やす・暖めるため、その分電気代がかかります。
在宅ワークを夜間に行うことは少ないため、電気代は深夜料金のように安くはありません。
最近電気代が値上がりしているため、在宅ワークが週に4回、5回行う方にとってエアコンの共有は家計に大きく響くかもしれません。
しかし、主にエアコンをつけるのは夏と冬だけなので、その点を加味して判断されると良いかと思います。
こんなとき、太陽光発電はいいなと思います。
電気代のこと考えなくていいのはメリット大きいですよね〜
エアコンを共有する上での間取りの注意点
メリットとデメリットを紹介しましたが、最後に注意点をいくつか紹介いたします
リビングに隣接はNG
エアコンを共有するために、書斎をリビングに隣接した間取りにしてはいけません。
リビングにはいつ家族がいるか分からないため、おすすめできません。
また、冷暖房が不要な季節はドアを閉めていると思いますが、リビングでテレビがついていたり、家族が会話していたりすると、その音はドア越しに書斎へと音漏れしてきます。
集中する環境にはならないため、リビングとの隣接はおすすめできません。
寝室と隣接する場合、小まめに掃除が必要
書斎とエアコンを共有する方の多くは、寝室と隣接する間取りにする方が大半と思います。
寝室はベッド等を置いている特性上、細かな塵や埃が日常的に舞っています。
そんな寝室でエアコンをつけることになるため、風に乗って書斎にも塵、埃が入ってくることになります。
エアコンが必要な時期は普段より埃が溜まりやすいため、掃除の頻度は高くする必要があるのでご注意ください。
私はクイックルのハンディタイプを常備しています!
書斎の間取り(独立した個室の書斎)
どこにも隣接せず、独立した書斎を作った場合のエアコン問題ですが、、、
諦めて、書斎にエアコンを設置してください!
いくら書斎が小さくても、お部屋の気温は夏暑くなり、冬寒くなります。
我が家のように窓なしの書斎であっても、室温は変わります。
在宅ワークされるのであれば集中できる環境になるよう、エアコンは必須だと思います。
おすすめのエアコンは?
書斎用と言ってもエアコンの最低畳数は基本的に6畳であるため、対応畳数は6畳用のものを付けてください。
その中でも私のおすすめは「ダイキンのrisora」ですね。
デザインもよく、薄型のため小さな書斎には見た目、性能的に最適だと思います。
全館空調にするのも一つの手ですよね。
電気代高そうですが…
エアコンを設置する上での注意点
照明の位置
書斎の照明の多くはダウンライトだと思いますが、エアコンによって影ができないように注意しましょう。
ここはインテリアコーディネーターさんに聞いて、照明の個数を増やすべきか等を相談すると良いですね。
エアコン用のコンセント
6畳用のエアコンを設置することになるため、100V用があれば大丈夫です。
ただし、エアコンを設置するのであれば天井や壁の上部にコンセントを予め用意しておく必要があります。
エアコンを設置しない場合は無駄にコンセントが目立ってしまいカッコ悪いので注意です。
書斎にエアコンを設置するかどうかは、間取りの設計段階でしっかり決着をつけておきましょう。
設置業者
設置はハウスメーカーに依頼するのが一番リスクが低く安心だと思います。
価格等でトラブル発生している記事もよく見ますからね。
信頼できる業者さんがいるのであれば後付けでも問題ないとは思います。
まとめ
エアコン問題について、間取りでの解決方法について紹介させていただきました。
個室との隣接型か、独立型かでそれぞれメリット、デメリットがあるので悩みますよね。
ただ、一番重要なのは、快適に在宅ワーク、趣味の時間を過ごせることです。
書斎を十分に活用できるよう、特にエアコンを共有するか悩んでいる方は、本記事が参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
・30代、妻と子1人の3人暮らし
・2021年に住友林業で念願の新築一戸建てが完成
・書斎という名の2畳のヲタク趣味部屋を確保し、在宅勤務で活用しつつもフィギュアをディスプレイしたりして楽しんでおります。
<好きなもの>
・ONE PIECE
・BUMP OF CHICKEN